転写印刷の塗装工程
ここでは転写印刷塗装について、製造の流れを大まかに説明します。
初期打ち合わせ
まずは現物の確認と、ご要望事項をしっかりと伺わせていただき、お客様の課題と何を求めている事柄を明確にします。 |
見本品の制作(色出し)
お預かりした実際の部品に塗装した、出来上がり見本(色出し見本)を提出、ご確認頂きます。 併せて概算のお見積書もご用意いたします。 ※見本品の写真は非公開とさせて頂きます |
部品供給 |
下処理加工
お預かりした部品を脱脂、サーフェイサー、平滑化(水砥加工)、サーフェイサーと、何回にも分けて下地処理を行っていきます。 |
塗装工程(下塗り加工)
素材となる部品に外部からのゴミは完全シャットアウトしたベンチュリーブースにて、「地色」を付けていきます。 シバサキテックでは、次工程である「転写紙」が付きやすいように、塗装の方法を調整しております。 塗装後、塗装状態の検品をおこないます。 |
転写紙の貼付け
熟練したスタッフの手で製品の表面(三次元の曲面)に転写紙を貼付けていきます。 この時、製品と転写紙が密着するようにしわや空気の混入が防ぎながら、作業を数回に分けて丁寧、確実に進めていきます。 貼付け後は乾燥させ、検品をおこないます。 |
塗装工程(上塗り加工)
転写紙を貼り終えた製品に外部からのゴミは完全シャットアウトしたベンチュリーブースにて、クリア塗装を施します。 クリア塗料で上塗り加工をする事で、製品の表面をコーティングする事と、転写紙を保護する事の2つの目的があります。 |
塗装状態の検品
塗装工程での最終検品です。 塗装工程ではこれ以前の各工程でも検品を行います。 |
部品の組み付け
仕上がった製品を規格基準通りに組付けていきます。 組付けが終了後、最終検品をおこないます。 |
製品の完成
最終検品を通ったものだけが、完成品となります。これで全ての製造工程は終了です。 ※見本品の写真は非公開とさせて頂きます |
梱包・発送
製品ひとつひとつに対して思いやりを込めて、箱の中で荷崩れしないように細心の注意を払って箱詰め。弊社便を中心にして、最後まで責任を持って納品します。 |
納品 |